0哩標識


東京汐留の高層ビル街の一角に、旧新橋停車場があります。

1872年6月12日(明治5年5月7日)
日本で初めての鉄道が新橋~横浜(現桜木町)で開業しました。
その旧新橋停車場の駅舎を当時と同じ場所に、
開業当時の外観で再現し、2003年4月10日にオープンした施設です。

駅舎の裏にはプラットホームと軌道、そして0哩標識が復元されています。
【プラットホーム横説明文より】
1870年4が25日(明治3年3月25日)、測量の起点となる第一杭がこの場所に打ち込まれました。1936年(昭和11年)に日本の鉄道発祥の地として0哩標識と約3mの軌道を復元しました。1958年(昭和33年)年10月14日、旧国鉄によって「0哩標識」は鉄道記念物に指定され、1965(昭和40年)5月12日、「旧新橋横浜間鉄道創設起点跡」として国の指定史跡に認定されました。


位置情報(google map)


双頭レールと締結装置


【プラットホーム横説明文より】
創業当時、枕木やレールの台座(チェアー)は小石や砂の混じった土を被せられ、レールの頭だけが地表に出ていました。レール断面は上下対照のI型で、双頭レールといいます。この復元軌道の半分は小石を被せて答辞に近い状態を再現し、残りは枕木や台座が見えるようにしました。双頭レールは錬鉄製で、1873年にイギリスのダーリントンで作られ、官営鉄道で使われたあと、新潟県柏崎市の製油所で使われたもので、新日本石油株式会社、新日本石油加工株式会社の両社からご寄贈いただきました。

DMC-GF2_P1070003.jpg
一番手前側のレール刻印
DARRINGTON がかろうじて読めます

復元軌道
DMC-GF2_P1070004.jpg

参考リンク
旧新橋停車場転車台
  
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