青函連絡船

お台場にある船の科学館の施設の一つとして
青函連絡船として使われていた羊蹄丸が保存・展示されています

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船尾には貨車を積み込むためのレールが見えます
上の写真をクリックすると、レール部の拡大写真が見られます

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上の写真に見える壁の向こう側
現役時代は車両甲板だった場所に、青函ワールドという
当時の青森駅前を再現したアトラクションがあります
そこに展示されているディーゼル機関車と客車に挟まれて、
車両甲板の雰囲気を残すレールが隠れています
暗いので、目を凝らさないと見えません

位置情報(googlemap)

12/04追記
可動橋と連絡船をつなぐ特殊レールの写真を見つけました
船の科学館資料ガイド「青函連絡船 羊蹄丸」 / 日本財団図書館



無道床橋梁上シーサスクロッシング

京急本線 - 六郷川橋りょうの記事を書いた際、
コメントをいただいて存在を知った次第です

位置情報(googlemap)

無道床(道床バラスト=砂利が無い)橋梁上に分岐器が設置されることは珍しいのですが
それには理由があります
一点目は、分岐器敷設部分の橋梁の荷重構造等が複雑になり
設計や施工、経済面で不利な部分があること
二点目は、橋梁自体に加えて分岐器に対する締結、締着部品、
パッキン等が非常に多くなり、保守が難しくなること
また保守作業上も足場が悪く、隘路となってしまうため
三点目としては、上記の影響で保守が追い付かない場合
ポイント部での不転換、トングレールはね上がりによる開口などが生じる恐れがあること

このような理由で、よっぽどのことがない限り
無道床橋梁上に分岐器が設置されることはないのです
言い換えれば、京急川崎やこの東武浅草は、非常に制約のある線路用地の中で
橋の上でも構わないから分岐器を設置する必要がある。ということになりますね

(2010.02.16追記)
東武日光にも橋梁上の分岐器がありました

内方分岐器
東武伊勢崎線-東武浅草03
上のシーサスの先にある、ホーム手前の急曲線上の分岐器です
こんな感じなので、ホームの中までカーブが続いています
電車に乗るのも命がけです(笑)

ノーズ可動クロッシング

丸ノ内線の池袋行きが茗荷谷駅へ到着する直前にある
小石川車両基地から本線へ合流する分岐器です

茗荷谷で途中下車して、
跨線橋から分岐器を観察してみました
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トングレールとリードレールが一体化した弾性ポイントになっていますね

クロッシング部を拡大
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位置情報(googlemap)

検重線
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検重線とは、貨物列車の過積載防止のため、1両単位で重さを測るための設備です
編成を維持しながら、任意の一車両のみの重さを測れるように、少しだけレールをずらしてあります
ポイント部は普通の分岐器と同じですが、クロッシングがありません。
長浜鉄道スクエアにある現存日本最古の分岐器も、このような箇所に用いられていたため
酷使されずに済んだのでしょう

また、複線線路の用地確保ができない場合に、
それぞれの線路が重なったガントレットという設備がありますが
検重線とは似て非なるものです
こちらにはクロッシングのみが設置され、ポイント部が存在しません

検重線とガントレットの模式図
kjg.gif

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位置情報(googlemap)

参考リンク
南甲府駅、その貨物駅の名残ガントレット編(冬風交通稲荷研究)
曇りの南甲府(ヘッポコ出戻りモデラーの備忘録)
信越本線 - 二本木
北陸本線 - 富山

旧長浜駅29号分岐器ポイント部

長浜駅の琵琶湖側にある、長浜鉄道スクエアの入り口で出迎えてくれるのがこちら
現存する日本最古の分岐器になります
その重要性から、旧新橋停車場0哩ポストと並んで鉄道記念物にも指定されています

2006年の時点ではオレンジ色の塗装はされていないようです
(リンク先:Kaz-T's blog レインボーライン)

説明板(クリックすると大きい写真になります)
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計重台線(検重線)として使われていたため
奇跡的に残された貴重な分岐器であると同時に
座金などの部品はは日本で作られていたという産業遺産的価値もありそうです
座金にある刻印の拡大写真はこちらです

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