ダブルスリップスイッチ(DSS)×2

光明池車庫の入口にある双子のDSS
前から存在は知っていたものの、車庫の中で半分あきらめ入っていましたが
撮り鉄の友人が車内から撮った写真にバッチリ写っていたのを見て
チャレンジすることにしました

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そんな訳で都合2往復、チャンス4回の内、ベストの2枚が上記の写真です
1乗車ごとに改札抜けては逆戻りなので、駅員さんには不審者に映ったことでしょう(笑)

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左側のDSSと保守車両
旅客車両だけではなく、保守用車の基地にもなっているようですね

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こちらが本線から車庫への入口です

位置情報(google map)

以下他に気になったもの

4線式トラバーサー

塩浜では標準軌の近鉄線車両だけではなく、狭軌の養老鉄道の車両の検査も行われています
いつも参考にさせていただいている「趣味人Tの伝言」さんで塩浜の工場に4線式トラバーサーがあることを知り
春の一般公開を狙って来てみました
お目当てのトラバーサーはというと、今回は屋台とゆるキャラのイベントコーナーとなっていて
隅に追いやられていました
まぁなんとか写真だけは撮れたので良しとします

位置情報(google map)

第3検修場
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第3検修場とその隣は3線軌道となっていました、
奥のテントは背が低いので、台車だけを仮置きさせておく用の線路なのでしょうか

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台車仮置き線(?)のレールは50PSでした。
刻印はかすれてよく見えませんでしたが、継目板でわかります(笑)

第1検修場
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こちらの線路は4線軌道となっていました
車両中心を合わせるような検査で使用されるのでしょうか
桑名にある養老鉄道の台車振替場の記事はこちらになります

電気検測車「はかるくん」と電動貨車
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保守用車両展示スペースに並んでいた2台
電気貨物関係はそんなに興味無いので、スルーしようとしたところ
貨車の荷台にレールが、しかもここも4線になっています

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写真のように狭軌台車は振替場で外して、でも検査はここでやるので一緒に持って来るみたいですね
思っても見ないところで4線軌道を発見してうれしくなりました(笑)

つづきは保守用車両と古レール

1ヵ月後には新幹線の終点ではなくなってしまう長野駅
ちょっとご用事があって日帰りでやってきました
待ち時間の間に古レールを確認してみたところ
ここの上屋柱は75ポンド(≒37kg)の外国製が揃う珍しい駅でした

古レール上屋柱
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COLORADO SEC 753 IXI II 1917
アメリカ コロラド石油・鉄鋼会社1917年製の75ポンドレールです

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H-WENDEL IX 1925 75LBS ASCE TB 工 ←
フランス ウェンデル社1925年9月製の75ポンドレール
TBはトーマス転炉使用鋼のようです

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OH TENNESSEE 7540-ASCE 1 1922 工
アメリカ US 製鉄会社テネシー1922年1月製の75ポンドレール
「工」は官営鉄道1922年当時は鉄道省発注を表しています

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○S 75 A 1925 ||||||||||||
官営八幡製鉄所 1925年12月製の75ポンドレールです

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参考リンク
以下全て「古レールのページ」 より
コロラド石油・鉄鋼会社
ウェンデル(WENDEL)
US スチール・テネシー
官営八幡製鉄所(1926~1922)

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長野構内に留置されていた第一建設工業所属のPlasser&THeurer MTT08

以下今日のご用事

廃線跡遊歩道
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中央東線勝沼ぶどう郷駅の東京方に
廃線跡のトンネルがそのまま遊歩道として残されています
前から行きたいとは思っていたのですが、
漏水による補強工事のため閉鎖されていたため未訪でした。
25年4月にその工事も終わり、
通行が再開されたということで行ってみることにしました。

位置情報(googlemap)

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勝沼ぶどう郷側入口
左の2本は現役の新トンネルです

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駅方向はこんな風景です

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トンネルは線路両側が舗装されている他はほぼ現役当時のままになっています

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写真をクリックすると拡大します

トンネル説明板

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トンネル利用案内

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門扉の裏に隠れていた標準歩行時分表示板

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東京方出口
こちらにも駐車場があります。

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橋の上の線路上の物はタイルです



以下トンネル内部

2種緩衝式車止

養老鉄道の大垣駅にあった機関車のバッファ転用の車止
同じ物が近鉄にもあるということで乗り放題の切符を買って探索した結果
3か所で発見することができました。
1か所目が伊勢若松駅の留置線北端の車止です

位置情報(googlemap)

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留置線に沿うように道路があったので、駅で降りて近づいてみました
正面からは車止標識で隠れていましたが、真横から見るとバッファがしっかり確認できました



以下白塚、塩浜


10月20日に多摩都市モノレールで車両基地見学会があるということだったので
行ってみることにしました。

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高松駅で降りて上を見上げると見事なデルタ線が

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本社を囲む出入庫線

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分岐器転換見学の場所に展示されていた運営基地の配線図
71Pが見たくて来たんだけど…俯瞰できそうな場所が無い

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多摩モノにある分岐器の種類
だから5差分岐を見に来たんですけど…
係のお兄さんに聞いてみたけど、やっぱり見える所はないそうです。残念

78P分岐器
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跨座式モノレール用2差分岐器

転換動画はこちら


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桁は鉄製のレール上を動いていました
リニアの分岐器に似ていますね

位置情報(googlemap)

以下車止、トラバーサー、保守用工作車

4番線と1番線

西出雲から出雲市へ戻り、電鉄出雲市から出雲大社へ向かう道すがら
川跡駅のホーム上屋の柱が古レールでした
短い乗り換え時間の間に写真を撮って大社行きの電車がすぐに発車
正直もう1本後にして納得いくまで調べたかったです

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LS. Co BUFFALO 450 5 1906
アメリカ ラッカワンナ鉄鋼会社 バッファロー工場 1906年5月製の45ポンドレールのようです

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C F & I CO SEC 451
アメリカ コロラド石油・鉄鋼会社製の45ポンドレール
CF&IはCOLORADO Fuel & Ironの略だそうです

大社線 - 出雲大社前
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こちらもホーム上屋柱が古レールでした

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工事中のホーム
笠石下の支えも古レールでできています

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その中で読めた刻印
C Co SCRANTON 10,85
アメリカ ラッカワンナ鉄鋼会社 スクラントン工場 1885年10月製のレールのようです

同じSCRANTONの刻印があるレールが津軽五所川原にありましたが
同じ町にあった別の会社のようです

参考リンク
米国諸社製の古レール ラッカワンナ鉄鋼会社
米国諸社製の古レール コロラド石油・鉄鋼会社 / 以上2件 古レールのページ

横取レール

ちょっと千葉へ行く用事があったのですが
出発の前の日に軽探団さんのブログ
上総鶴舞の線路がある不思議な建物の写真を見てしまいまして
これはもう見に行きたくなってしまいまして、
そして行ってしまいましたw

五井からディーゼルカーに揺られて上総鶴舞駅で下車
目的の線路はすぐ見つかりました

位置情報(googlemap)

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建物側から駅側を見るとこんな風景
1枚目写真手前側の線路は本線から切り離されており
見えているホーム共々現在は使われていないようです

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横取レールは途中で30kgから6kg、また30kg(目測)へ変わりながらも
継目板は設置されていません

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建物の中を1枚
上記リンク先のコメントを読ませていただいたところ
この建物は発電所だったようです
現在は保線関係の倉庫となっているようで、
トロや軌道自転車を動かしやすいように横取レールが敷設されているのでしょう

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線路の繋がる建物を斜めから