マンション共用駅

ビルの中を突っ切るロッキード式モノレールの線路
取り壊しが決まったというニュースを見て
その前に何とか来たいと思っていました

位置情報(googlemap)

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住宅部もあわせた建物は「高尾アパート」と言います
過去には下層部にテナントも入っていたようですが、現在は全て空家となっています

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鳩(の何か)まみれになった駅名標が残っていました
手柄山駅はこちらです

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手柄山側の駅終端部

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姫路駅側の終端部は、軌道部が少し飛び出ています

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50Tレールと30kgレールの断面

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上にカバーがあるのが導電用の30kgサードレール
一番下横向きのレールが22kgの安定用レールです

以下その他の遺構

4線軌道

宮ヶ瀬ダムを北上して青梅鉄道公園へやって来ました。
小学生の頃から行こう行こうと思っていながら、三十路を半ば超えてからの初訪問です
ミニSL辨慶号は故障中でお休みでしたが、線路は1067mmと358mm(≒14インチ)の4線軌道
更に内側にL字鋼の脱線防止ガードと中央には第3軌条?もあってとても賑やかです。

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起点(終点?)にはタイヤの車止

位置情報(googlemap)

参考リンク
青梅鉄道公園 / 公益財団法人東日本鉄道文化財団
青梅鉄道公園 弁慶号 / アヒル総統の青梅バンザイ!
青梅鉄道公園のミニSL『弁慶号』を撮影♪ / 20年振りに撮鉄再開

遊覧鉄道廃線跡
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いもこ列車を後にして、レンタカーの返却時間まではまだ余裕があったので
近くに何かないかなと調べてみたところ、
上山にリナワールドという遊園地があるということで向かうことに

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ウェールズエクスプレスという電車があるということで早速園内マップを確認
線路の記号を2本発見。14番はというと「本日、運転を休止しております」のテプラ(!?)が
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そんな訳で仕方なく線路だけでも拝見しようと跨線橋の上から見た風景が1枚目の写真です。
ええ、完全に廃線です。遊園地自体は営業してるのに中の鉄道が廃線って初めて見ました(笑)

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それはそうと線路の観察。実測463mmで中央に多分導電用の第三軌条が設置されています。
枕木は木製で犬釘締結のようです。

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BS 20M - B S T R - 1994
1本だけ確認できたレールの刻印。20Mは多分長さ
軽レールは大体JISなんですが、このレールはBS(英国規格)のレールのようです。

ふれあい動物広場駅

園内マップの一番右下にあるふれあい動物広場駅まで来て見ました。
完全に廃車状態の車両がお出迎え

位置情報(googlemap)

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機関車らしきものがあるのかと思ったら、車端に運転席らしきものが
車止を探してみましたが、草のためか元々無いのか見つかりませんでした。
ふと横に視線を送ると、写真左端に見える小屋の中に張り紙が
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この日は9月16日…2013年に期待です。

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車内のベンチもめっためたでした。
ちなみにこのすぐ横にあるふれあい動物広場は絶賛営業中。
朽ち果てた駅と廃車体を見たお子様がトラウマにならないことを祈ります。

ツイン駅
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始発(?)の駅ですが入口は閉鎖され線路には草が
こちらも車止は確認できませんでした。

参考リンク
園内マップ
ウエールズエクスプレス / リナワールド
from イギリス / LINAスタッフのナイショ話☆
リナワールド(LINA WORLD)/ 精密板金加工屋のつぼ探し

ゴムタイヤ式ラック鉄道

小田原こどもの森公園わんぱくらんど内を走るSL型電気機関車「なかよし号」は
山の中の公園を走る鉄道だけあって、結構な勾配がついています
その急勾配を上り下りするため、勾配区間には真っ白で平らなラックレール(?)が引いてあります
左側に見える細めのレールは第3軌条だと思われます

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平らなラックレールに対してピニオンの役割をするのはゴムタイヤです

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ラックレールの正体は白く塗られたH鋼のようです
しかし専用のPCマクラギでしっかりと締結されています

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勾配区間を登るなかよし号

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跨線橋からラックレール区間を眺めるの巻
手前が高くて奥が低くなっています



位置情報(googlemap)

参考リンク
小田原こどもの森公園わんぱくらんど / 小田原市
へっつい型の巻 / 楽しい遊覧鉄道
「わんぱくらんど」の"へっつい"。 / 編集長敬白
小田原こどもの森公園わんぱくらんど「こども列車なかよし号」② / C'est la Saison!

シングルスリップスイッチ(SSS)

大阪市営地下鉄御堂筋線と直通している北大阪急行線です
初乗り運賃が80円とお安くなっています

桃山台駅と緑地公園駅の間の線路西側に車庫があり
その引き込み線と本線の交差がSSSになっています

位置情報(googlemap)

三枝分岐器

この分岐器もGooglemapで探し当てたものの、
周りから見える気が一切しなかったため、写真に収めるのは無理かと思っていました
ところが先日日比谷線に乗った際にふと車窓から見つめていたら、一瞬だけ見えた気が
ということで何回か往復しながら連写しまくっていた内の1枚にだけ、お目当ての物が写っていました

位置情報(googlemap)

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ちょっと引いた写真がこちら、シーサスの右上の電柱に隠れて三枝分岐器があります

ダメ元がうまくいった好例でありました

ロッキード式モノレール

ロッキード式モノレールはコンクリート製の軌道上に鉄製レールを設置し、鉄車輪で走るものです
上部のレールの他に左右に安定用レール、さらに電力供給用の第3軌条の計4本のレールが設置されています

位置情報(google map)

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上のレールが走行用レール、一番下の左右にあるのが安定用レール
中段の右側だけにあるのがサードレールです

展示レール
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走行用レールには初期の東海道新幹線で使われた50Tレール
安定用レールは22kg/mレール、サードレールには30kg/mレールが使われていました
上の写真をクリックすると解説分の拡大になります

走行レールの締結装置
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展示室の外、当時桁移動式の分岐器があったあたりに台車が展示されています
上の写真をクリックすると解説分の拡大になります

50Tレール
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← 50T ◇S 1964 |||||||
富士製鉄 1964年(昭和39年)7月製造
ちなみに50Tレールは初めて見ました

30kgレール
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30 AS NSKK 1955 ||||||||||| OHR
日本砂鐵鋼業(現合同製鐵) 1955年11月製の30kgレールです
レールの上に乗っている物は集電靴(コレクターシュー)です

参考リンク
モノレール#ロッキード式
姫路市企業局交通事業部#姫路市営モノレール / wikipedia
モノレールのしおり


博多から乗ったさくらを川内で降りまして
やってきたのは薩摩金山蔵です
旧串木野金山が、現在は焼酎の仕込蔵と貯蔵庫として利用されています

位置情報(google map)

坑道トロッコ
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HD再生可能です

参考リンク
薩摩金山蔵 - 坑道内トロッコ